◇民話とのであい
民話は私たちの知らない未知の世界へといざないます。そこには自然とともに暮らした人々の足跡がみられます。すべてがゆったりとながれる時代は、山や川は自然豊かで、生命を守るために知恵を出し合い、互いに協力し合うことが大切でした。みんな精一杯生きています。昔の人の心がよくわかります。私たちが忘れかけている人の心の温かさを感じさせてくれます。多くの人たちが苦労をして生活をしたようすを知り、今の生活の豊かさや便利さを見直してみたいと思います。 民話を読むことによって、自分の住むまち(地域)の昔を知るとともに、もっと町の歴史に関心を持ち、自分のふるさととして身近に感じてもらいたいものです。 西宮には古い村がたくさんありました。船坂、名塩、生瀬、段上、鳴尾、いっぱいあります。私たちは、今を知るため、歴史を知るために行動をおこしました。
◇浄願寺 大阪奉行所で裁判をうけ、水を奪った樽の数を問われました。浄願寺の住職浄庵坊が25個と話し、代官もこれを認めたので25名が処刑されることになったということです。西宮市には裁判記録2通、浄願寺には水を代々もらえるという証文が残っています。 郷土の歴史的事実を伝承してきた人がいることを知って強く感動を覚えました。
◇鳴尾地区水利組合
◇義民の碑
◇今私たちにできること 蛇口をひねれば水がふんだんに出る時代です。けれども私たちは震災を体験しました。水がなくて非常に困りました。水がなくては作物が育たないだけでなく、ご飯を炊けない、お風呂に入れない、トイレにも困る、なにより飲み水がなくては人々が生活できないことを体で感じました。 先人が命をもかけて守った水を大切にするこころ、何事もみんなで分け合い協力することの大事さを、みなさんとともに考える機会になればうれしいです。 |
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